院長ブログ
中1・高3生のはしかワクチン、接種率は50%前後で低迷
(読売新聞より)
はしか排除を目指して今春から実施している中学1年、高校3年生を対象にしたワクチンの9月末までの接種率が50%前後に低迷していることが2日、厚生労働省の調査で分かった。
はしかが昨年、全国の大学や高校で流行して学校閉鎖が相次いだのを受けた措置だが、特に東京や大阪など大都市で接種率が30~40%と低迷。流行を防ぐ目安となる95%を大幅に下回った。
中1全体の接種率は、3か月前に実施した調査よりも17・6ポイント多い56・4%。都道府県別にみると、福井県が84%でトップで、茨城県も81%と8割を超えた。しかし、50%に満たないところも7都府県あり、最下位の大阪は44・1%、東京都は47・1%だった。
これは、なぜなんでしょうか?
無料と言われても控えているのか、報道、広報の怠慢から、中学1年、高校3年生が無料対象であることが世間につたわっていないのでしょうか? この時期、インフルエンザのワクチン接種が優先されますので、先にインフルワクチンを済ませてから、無料対象の学生さんは、是非はしかワクチンも接種しておいてほしいですね。 と言っても、当クリニックは医師会にかかわり合いを持ちませんので、有料接種のみしか行っておりませんのであしからず。
当クリニックでも4000円かかってしまうはしかワクチンですから、インフルエンザワクチンをきちんと2回接種されているとすれば、かなりの出費になってしまいます。 しかし、実際に感染し、発症、治療となると医療費もかかり、それより何より、体が辛い!
ここ数日、インフルエンザの流行についての報道が多くなってきておりますね! まだ、ワクチン接種は間に合いますので、皆様、お急ぎくださいますようお願いします。