院長ブログ
<鳥インフル>生後2か月の赤ちゃんが感染―香港
(Record Chinaより)
2008年12月29日、香港衛生防護センターは記者会見を開き、生後2か月の赤ちゃんのH9N2型鳥インフルエンザ患者が発見されたことを公表した。30日、中国新聞社が伝えた。
赤ちゃんの一家は広東省深セン市に住む香港市民。今月22日、赤ちゃんが嘔吐、くしゃみ、鼻水などの症状を示したため、屯門病院に入院したが熱はなく翌日に退院した。しかし、検査結果から白血球の数値が異常を示したため、29日に再度入院、鳥インフルエンザに感染していることが明らかとなった。
現在、赤ちゃんは屯門医院に入院、隔離状態に置かれている。家族は感染の心配もなく、隔離もされていない。現在、衛生防護センターは感染ルートについて調査している。香港では1999年、2003年、07年と合わせて子ども4人がH9N2型鳥インフルエンザに感染したことが明らかとなっている。この病気が人に感染することは極めて珍しく、今回が5例目になる。
人間用鳥インフルエンザワクチン
H9N2は、まだ低病原性で、H5N1のような高病原性タイプとは違いますが、似たり寄ったりのウイルスで、いつ変異するか分かりません。
やはり、パンデミックがいつ起こってもおかしくない状況に変わりはないのでしょう。 しかし、人-人感染しないなら、なぜ家禽と接触するはずのない生後2歳が感染したのか、、、実は既に人-人感染の変異が起こっているのでは、、、タミフル、リレンザは果たして効くのか、、、心配は尽きません。 備蓄の検討を今一度、する必要がありそうです。