院長ブログ
季節性インフルも流行中、「新型」と早合点せず落ち着いて
(読売新聞より)
新型インフルエンザの国内感染が懸念される中、冬季に流行する季節性インフルエンザの患者が4月下旬時点で、約17万人と例年をやや上回ることが国立感染症研究所の最新の統計で明らかになった。
同研究所では、「この時期に発熱などの症状が出ても、季節性インフルエンザの可能性が十分あり、落ち着いて対応してほしい」としている。
同研究所は、全国約5000の指定医療機関から毎週、インフルエンザの患者数について報告を受けている。先月20~26日(第17週)にインフルエンザにかかった患者数は計約1万6000人で、国内全体では、17万人に上ると推計している。
季節性インフルエンザは例年、1~2月にA型が、2~3月にB型が流行する。通常は片方のタイプだけ流行することが多いが、今年はA、B型とも流行。現在もB型を中心に多くの患者がいると考えられる。
このため昨年の同時期は推計3万人だったのが、今年はそれを大きく上回った。ただし、2007年は今年より多い26万人おり、この時期にインフルエンザ患者が多いことは決して珍しくはないという。同研究所感染症情報センターの安井良則・主任研究官は「インフルエンザの終息は例年、早くて5月の大型連休明けで、遅いと6~7月までかかることもある」と話す。
実際、一昨年などは6月になってもインフルエンザが陽性で出ていましたから、当たり前と言えば当たり前ですが、、、流行っているというほどではなく、散発性であるため、自分が感染したらひょっとしてと思うかもしれません! B型であれば、まず問題はないのですが、、、