院長ブログ
新型インフルエンザ感染、39カ国に拡大 8500人に迫る
(CNNより)
世界保健機関(WHO)は17日、新型インフルエンザ(H1N1型)の感染者が日本時間同日午後3時現在、世界39カ国・地域で計8480人になったと発表した。
新たにインドとマレーシア、トルコで感染者が確認された。
感染者最多は米国の4714人、次いでメキシコが2895人で、この2カ国が全体の9割を占めている。またカナダは496人、コスタリカは9人。死者はメキシコが66人、米国が4人、カナダとコスタリカが各1人で、世界全体では計72人となっている。
このほか各国・地域の感染者数はスペイン(103人)、英国(82人)、パナマ(54人)、フランス(14人)、ドイツ(14人)、コロンビア(11人)、イタリア(9人)、ニュージーランド(9人)、ブラジル(8人)、コスタリカ(8人)、イスラエル(7人)、日本(7人)、ベルギー(4人)、 エルサルバドル(4人)、中国本土・香港(5人)、韓国(3人)、オランダ(3人)、グアテマラ(3人)、キューバ(3人)、スウェーデン(3人)、ノルウェー(2人)、タイ(2人)、フィンランド(2人)、マレーシア(2人)。
また、アルゼンチンとインド、オーストラリア、アイルランド、オーストリア、デンマーク、スイス、ポーランド、ポルトガル、エクアドル、ペルー、トルコで各1人となっている。
メキシコで発生の報道から1ヶ月弱、感染拡大はどんどん進み、弱毒とはいえパンデミック(世界的流行)といわざるを得ない状況の中、ついには西宮市でも発生の報道がありました。 もうこうなると、発生数を確認しているのは、すでに過去の現象であり、治療が後手後手になるよりも、いっそ普通の季節性インフルエンザ同様の扱いにし、全医療機関を総動員して、検査治療に当たるほうがよほど収束に向かえるのではないかと思います。
この流行が1週間で収束するはずもなく、1週間学校を休校したところで、その1週間後には感染者の数はもっと増えていることでしょうから、現在の取り扱いの方法を早々に見直さないと、学業、経済、流通すべておいて影響が出ることは明白であります。
薬局ではマスクが飛ぶように売切れておりますが、N95マスク以外のマスクでは実際焼け石に水であり、感染後の対応が重要なのであって、本来弱毒性のインフルエンザであって、パニックにはなる必要もないことを冷静に判断するべきであると考えます。