院長ブログ
<新型インフル>なお警報レベル 定点医療機関報告
(毎日新聞より)
国立感染症研究所は13日、全国約5000カ所の定点医療機関から報告があったインフルエンザ患者数が、2~8日の1週間で1施設当たり32.76だったと発表した。前週(10月26日~11月1日)の33.28から微減したが、依然として警報レベルの30を超えている。1週間の推計患者数は153万人で、7月以降の累計は738万人。大半が新型インフルエンザ感染とみられる。
1施設当たりの患者数は、8月の流行開始以降、9月の大型連休時を除いて増加し続けていた。今回の減少について、感染研は「祝日(11月3日)に多くの医療機関が休診した影響も考えられ、今後の推移を慎重に観察する必要がある」と話している。
都道府県別では、愛知53.19▽秋田50.64▽滋賀50.06▽福岡48.73▽宮城46.24--の順に報告数が多い。首都圏や関西圏の大都市部では、減少した自治体が多かったという。
ある程度、ピークが見えてきたということでしょうか。
簡易検査上、陰性で、インフルエンザ治療薬を処方されなかった方で、高熱が続いている場合、インフルエンザ脳症による異常行動が心配です。
治療が開始している場合でも、やはり高熱(39度台)が続く場合は積極的に水分を促し、カロナールなどの解熱剤使用も行いながら、言動、行動に充分に注意してください。
季節性ワクチンが、予約分で受付終了しておりましたが、約70~80人分の新たな入荷がありましたので、未だ1回も接種できていない方は、お問い合わせくださいませ。