院長ブログ
4番目のインフル治療薬「イナビル」承認へ
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(読売新聞より)
厚生労働省薬事・食品衛生審議会の部会は29日、第一三共が開発したインフルエンザ治療薬「イナビル」(一般名・ラニナミビル)の承認を了承した。
近く正式承認され、今秋にも発売される見通し。インフルエンザ治療薬としては、タミフル、リレンザ、ラピアクタに次ぐ4種類目となる。
イナビルは、リレンザと同じ口から吸入するタイプ。タミフルやリレンザは1日2回、5日間の服用が必要だが、イナビルは1回の服用で済む。今年1月に発売された点滴薬のラピアクタも1回で効果がある。
患者さんにとっては、待望の薬ということになるでしょう、、、痛くないし、一回で済むわけです。 ラピアクタの場合、他に投薬がなければ、院内での注射のみで治療が完結。これはこれで、ニーズはあるでしょうが、、、なにかしらの薬を希望されることが多いので、今回のイナビルのニーズの方が高まりそうですね~
とはいえ、インフルエンザは、罹患しないに越したことはないですから、ワクチン接種を確実にしていただくことが重要です。
さらにいえば、罹患しても薬に頼らない免疫力をつけていくことが最も大事だと言えます。
ここのところの猛暑で、自律神経の崩れから夏バテになる方が増えています。 そんな時、補中益気湯、清暑益気湯 等の漢方薬が有効な事が多いので、ご相談していただきたいと思います。