院長ブログ
乳幼児・中高年の7割超、新型インフル免疫なし
(読売新聞より)
乳幼児や35歳以上の中高年の7割以上が新型インフルエンザに対する免疫(抗体)を持っていないことが、厚生労働省の調査で7日、あきらかになった。
免疫のない人が感染すれば重症化する恐れがある。厚労省はワクチン接種や手洗いの励行などを呼びかけている。
調査は今年7~9月、全国23都道府県の6035人を対象に、血液中の抗体を調べた。
昨年発生した新型は、小中高校生などの若年層が流行の中心だった。そのため、10歳代では65%が抗体を持っており、5~9歳や20~24歳でも抗体を持っている人が6割弱に上った。
一方、35~49歳では抗体保有率は約3割、50歳以上では1~2割と少なく、0~4歳の乳幼児でも25%にとどまった。
今シーズンの流行が予測されているのは季節性インフルエンザのA香港型だが、厚労省は「新型に対する免疫を持っていない人はまだ多く、今シーズンも流行する可能性がある」と注意を呼びかけている。
やはり、去年のワクチンの品薄状態、乳幼児を優先した取り組み、流行が終息にしたがってワクチン接種にたいする控え目な考え等から、中高年者の新型インフルに対する免疫が不完全に終わったと考えられます。
今回は、3価ワクチン、季節性と新型とが混合になった、言わばお買い得なワクチンですので、是非とも1回は接種していただきたいですね~
身体にとって、未知のウイルスに対する抗体を作らせることは、免疫システムそのものを刺激、強化することにもなるのですから、、、