院長ブログ
インフルで休校・学級閉鎖など、前週の1・7倍
(読売新聞より)
厚生労働省は2日、インフルエンザが原因で、先月23~29日の1週間に休校や学級閉鎖などを実施した保育所や幼稚園、小中高校が計4461校となり、前週の約1・7倍に増加したと発表した。
小学校が最多の2978校を占めた。冬休み明け後、インフルエンザの流行が子どもの間で大きく広がっている。
全体の内訳は、休校142校、学年閉鎖1149校、学級閉鎖3170校。都道府県別では、東京が355校で最も多く、次いで埼玉327校、神奈川216校と、首都圏で目立っている。
同省は「しばらくは流行が続く。手洗い、せきエチケットなどの対策を続けてほしい」と呼びかけている。
本日の診療でも、インフルエンザ陽性者多数おられました。
微熱だろうが、軽症だろうが関係なく、検査をして陽性であれば、間違いなくインフルエンザです。 厄介なのは、検査が陰性に出てしまう場合です。
家族がインフルエンザで、会社にもインフルエンザの同僚が居て、症状も明らかなのに、検査をしてみたら陰性、、、そういう方にインフルエンザ治療を実施しなかった場合、確実に感染拡大の元になりますから、ご理解いただいて、治療に踏み切ります。 普通の風邪でも、インフルエンザでも、自分の免疫力で治す、、、勿論、本人はそれでいいのですが、そういう方が、元気に出歩かれることが、問題なのです。
マスクでウイルスを撃退できるか、、、それはノーです。 ですが、エチケットとしての心がけ、そういうことが感染拡大を抑制するきっかけにはなるでしょう。 皆さま、早めの受診、早めの治療でお願いします。
インフルエンザワクチン接種は、2月中旬で終了しますので、ご理解下さい。