院長ブログ
女王蜂つくる成分発見=ロイヤルゼリーの謎解明―養蜂に応用期待・富山県立大講師
(時事通信社より)
蜜蜂の幼虫を女王蜂に成長させる物質は、働き蜂が分泌するロイヤルゼリーに含まれる「ロイヤラクチン」と呼ばれるたんぱく質であることが分かった。富山県立大工学部生物工学科の鎌倉昌樹講師(40)が発見し、24日付の英科学誌ネイチャー電子版に発表した。
ロイヤルゼリーを与えられた幼虫だけが女王蜂になることは100年以上前から知られていたが、その機能を担う成分が初めて突き止められた。鎌倉講師は「蜜蜂を安定供給する飼育法の開発や、働き蜂が突然いなくなる蜂群崩壊症候群の解明に役立つのではないか」と話している。
女王蜂は全て雌である働き蜂に比べて成長が早く、体格は1.5倍、寿命は20倍。女王蜂だけが産卵でき、1日に約2000個もの卵を産む。ロイヤラクチンは、哺乳類の肝臓に相当する脂肪体にある「上皮増殖因子受容体」(EGFR)に作用することで、これらの特徴を生じさせることも分かった。
このうち産卵数については、EGFRを介し、頭部のアラタ体から「幼若ホルモン」の分泌が促進されて増加に至るという。
ロイヤルゼリーの品質向上に精度があがりそうです。
当院のプラセンタも多くの薬理作用が認められています。
必須アミノ酸を含んだ10数種類のアミノ酸に、各種ビタミン、ミネラル、酵素を含み、特筆すべきはHGF、NGF、EGF、FGF、CSF、IGFなどのグロースファクター(成長因子)が存在することです。
HGF(肝細胞増殖因子)Hepatocyte GFは、肝臓を作っている細胞を増殖させます。
NGF(神経細胞増殖因子)Nerve GFは、神経細胞(知覚・交感神経節細胞)を増殖させます。
EGF(上皮細胞増殖因子)Epidermal GFは、皮膚、肺、角膜、気管上皮細胞を増殖させます。
FGF(繊維芽細胞増殖因子)Fibroblast GFは、ヒト繊維芽細胞、グリア細胞血管内皮細胞を増殖させます。
CSF(コロニー形成刺激因子)Colony SFは、顆粒球、マクロファージ等の幹細胞を増殖させます。
IGF(インシュリン様成長因子)Insulinelike GFは、軟骨細胞、平滑筋細胞を増殖させます。
TGF(形質転換増殖因子)Transforming GFは、非形質転換細胞を形質転換細胞に変換させます。
まさに、アンチエイジング要素のデパートのようです。
20歳を超えると、これらの要素が徐々に乏しくなり、緩やかに老化していくのが現実です。 それらを、経口のような不安定な吸収ではなく、血中にいかに取り入れるか、、、
プラセンタ注射、当方も、スタッフも、愛用しております。