院長ブログ
<たばこ値上げ>禁煙学会が要望「1箱1000円に」
(毎日新聞より)
NPO法人の日本禁煙学会は12日、たばこの価格を現在より600円程度引き上げ、1箱1000円にするよう求める要請書を厚生労働省に提出した。
会見した理事長の作田学・杏林大医学部客員教授は「先進国の多くは1箱700~1200円で、日本は安すぎる」と説明。小宮山洋子厚労相が、たばこ税を引き上げて1箱約700円にすべきだと発言したことについては「それでも不十分」とし、消費抑制のための大幅値上げを求めた。
同席した同学会の渡辺文学理事は、1日2箱吸う愛煙家として知られる野田佳彦首相に対し「国際会議ではたばこを吸えない場面が多いので、今のうちから禁煙してほしい。ドジョウはたばこを吸わない」と注文した。
毎日の禁煙外来の中で、喫煙、タバコが、眠りの質を悪化させ、筋緊張から肩こり、腰痛を引き起こし、脳が休まらないために自律神経は疲弊し、胃腸機能をくるわせることを、多くの方が知らないことに気付かされます。
免疫力が低下し風邪をひく、寒暖の差から体調を崩す、肩こり・腰痛・片頭痛などの筋緊張による筋痛症状、めまいや耳鳴り、慢性の疲労感、胃もたれ感・下痢などの胃腸機能異常、などなど、ほとんどの疾患が、自律神経の不具合、要は疲れ切っているんです。 現代人が我慢が効かないわけではなく、必要以上に疲れをため込んでいるんです。
その多くの不具合に、喫煙は増悪因子として関与しているんです。
タバコ製造で生活をしている方もおられます。 ですから、いきなりの転職を求めるわけにはいかない、、、とすれば、値段をあげ、喫煙の被害者の絶対数を減らすしか、今は仕方ない。
そこで、1000円! 潔いではないですか!
そこまで上げれば、止められるという方は多いはず。
先進国の趨勢に並ぶことも出来る。
放射能放出の汚名を払拭させるためにも、禁煙は国を挙げて取り組むべき、、、
国のトップが、喫煙者ではカッコが付きません! (>_<)