院長ブログ
リステリア菌でメロン食中毒、米で死者15人
米疾病対策センター(CDC)は9月30日、リステリア菌に汚染されたメロンによる食中毒で、コロラド、テキサス、ニューメキシコなど全米19州で死者15人、患者84人が発生したと発表した。
リステリア菌は水や土の中に広く存在し、肉や乳製品などが原因となることが多い。今回は、初めてメロンが感染源となったほか、規模が大きいのが特徴だ。
メロンを出荷したコロラド州の農場は同14日に自主回収を始めている。しかし、潜伏期間が1~3週間と長く、まだ患者が増える可能性がある。
健康な人では感染しても発病しないことも多いが、免疫の弱ったお年寄りや妊婦などでは重症化し、髄膜炎などを起こすことがある。
リステリア菌は、正常な免疫力があればあまり問題になることはありませんが、重症化すると致死率も高いことがあり、髄膜炎の原因菌ともなることで有名です。
最近は、ストレスなどから免疫力も低下し、ストレスが原因で胃潰瘍などになり、胃酸を抑制する制酸剤を服用しなければならない方も多く、こういった経腸由来に感染してしまうことも多いと考えられます。
やはり、普段から免疫力はコントロールされるべきで、すなわち、それは自律神経のコントロールが重要と考えます。
それには、脳をストレスから守るために、睡眠の質が重要になってきます。 そうなると、飲酒や喫煙というような嗜好に加え、規則正しい生活リズムといった基本的なことに目を背けては、当然、悪化するばかりなのです。
これから、気温は下がり、空気は乾燥し、過ごしやすい秋の季節はあっという間で、寒い冬がすぐにやってくるのです。
予防できるものは、予防しておく、、、ワクチンはそのための有効な手段です。
インフルエンザワクチンは、10月11日より開始します。
1回から2回、計画的に接種していただきたいと思います。(^_^)