院長ブログ
インフルエンザワクチンの効果
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本日の午前診もインフルエンザを多数検出しておりますが、
微熱程度で、消化器症状が主なものも含まれています。
そんな中、家族で受診された方が、
2名とも感冒症状、保護者の方はワクチンを1回接種済み、お子さんはワクチン未接種。
先に、保護者の方が、発熱、感冒症状を発症、、、しかし、数日で、症状は治まっていたが、、、
後から、お子さんの方が発熱、感冒症状もきつく出てきたということで、、、受診。
左がワクチン接種した保護者の方。 よ~くみると、うっすらAが陽性に出ているのですが、普通に見てたら、陰性としてしまう程の出方です。
右が、ワクチン未接種のお子さんの方。 やはり、しっかりAと出ています。
ワクチンを接種していただくと、重症化しないということはいいのですが、自身は軽症でも、
発症すれば、感染源には充分なり得るという証明です。
なので、やはり、大人も子供も2回接種が望ましいということなのです。
こういう左の様な方に、インフル陰性のお墨付きを与えて、拡散させてしまうことが社会的には問題になってくるのです。
来季からは、大人も2回接種を奨めてまいるつもりです。