院長ブログ
花粉症 シーズン入り!
連日、インフルエンザ気管支炎の患者さんが後を絶たない状況の中、
早くも、花粉症状が出始めている方が出てきています。
こうなると、患者さん自身、風邪なのか、鼻炎症状なのか区別がついていない、つきづらい状況です。
アレルギーなのか、感染症なのか、、、あるいは、そこにストレスが加わると、さらに複雑な状況となり、
治療も難しくなるわけですが、、、
(読売新聞より)
東京など3都県、花粉シーズンに突入
気象情報会社「ウェザーニューズ」(東京)は9日、東京、埼玉、鹿児島の3都県で花粉症に敏感な人に症状が出始める花粉飛散量を観測したとして、「花粉シーズン」に入ったと発表した。
2月初旬まで厳しい寒さが続いたため、シーズン入りは昨年より1週間程度遅くなった。
飛散のピークは関東地方で3月上旬、九州南部は3月中旬となる見通し。西日本では2月中旬にシーズン入りし、2月下旬以降にピークとなりそうだという。飛散量は昨年よりは少なくなるが、東北、関東、四国では例年並みとみられ、同社は「油断せず、マスクの着用など早めに対策を取って欲しい」と呼びかけている。
花粉症は、いわゆる初期療法、、、つまり、シーズン突入前から抗アレルギー剤を開始し、
弱い薬でも、そのまま乗り切れたり、軽症で済むことが期待されますが、、、
たとえば、鼻腔のレーザー治療による手術は、アレルギーそのものの体質に変化があるわけではなく、
逆に、症状がない分、油断が、アレルゲンの接触を増強させ、結局、再燃することは想像に難くありません。
やはり、きちんと初期療法である、抗アレルギー剤の早期開始が一番有効であると考えます。
すでに、花粉症状が出てきている方もおられ、今期も油断ならないと考えます。