院長ブログ
花粉飛散、5月上旬までに終息
花粉粉飛散、5月上旬までに終息=環境省予測
(時事通信より)
環境省は19日、全国のスギとヒノキの花粉の飛散が5月上旬までに終息するとの予測を発表した。終息時期は昨年より1~3週間早く、ほぼ例年並み。
スギ花粉の飛散は、九州から関東南部にかけては4月中に終息し、北陸、関東北部、東北、北海道南部は5月上旬まで続くと予測。ヒノキは、九州、四国、中国は4月中に、近畿から東北にかけては5月上旬にそれぞれ終息する。
今シーズンのこれまでの飛散量は、ほとんどの地域で前シーズンを下回っているという。
今季の花粉飛散量は、かなり少ないようです。
しかし、そうはいっても、今季、初めて花粉症を発症された人もおられますし、
例年よりも軽症で済まれている方もおられます。
実際、花粉の量そのものよりも、患者さん自身の感受性が落ち着いているか、活性化しているかの違いです。
初期療法をきちんと始められ、そのまま逃げ切られる方は、来年再来年につながるコントロールが出来ているという事です。
コントロールせずに、我慢し、市販薬を、ひどい時だけ服用し、収まると中断する、、、この手法は、
わざわざアレルギーを増強させている行為だと気が付かなければなりません。
花粉症とはアレルギー性の鼻炎です。 それが、一続きの粘膜である気管、気管支に広がれば、
咳を引き起こし、夜間に咳き込んで寝れないほどになる状態を、咳喘息と診断します。
そして、アレルギー性の気管支炎・肺胞炎まで末梢に到達すれば、それは喘息という病名になるのです。
たかが花粉症が、命にかかわるような、重症の呼吸器疾患に進展することも珍しいことではないことを
知っておかなければなりません。
さらに、、、
未だに、連日、インフルエンザB型が検出されていることも、ご報告しておきます。(^_^;)