院長ブログ
インフル流行 スタート
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本日から急に、インフルエンザが多く検出されるようになりました。
急な発熱、咽頭痛のような激しいものから、軽度の咽頭痛を認めるのみのもの、、、、
症状の多様性は毎年のことですが、、、今期は圧倒的なノロウイルス感染、マイコプラズマなど
も既に流行しておりますから、非常にやっかいです。
2008~09年シーズンに、タミフルに耐性を持ったA/H1N1株が国内で流行しましたが、
耐性率はほぼ100%に上り、特に小児において投与後の発熱期間が72時間を超えるケースが
増えるなど、タミフルが効かないと実感したかたも多いでしょう。
しかし、当時のA/H1N1耐性株は既に消滅したとのこと。09年春から夏にかけて
A/H1N1pdm09(パンデミックウイルス)が出現し、このA/H1N1耐性株は検出されなくなっています。
今は、インフレンザ治療薬も、タミフル、リレンザ、イナビル、ラピアクタ(注射薬)と選択肢が増えておりますので、
それらを駆使し、早期発見、早期治療で臨みたいと思います。
というわけで、明日からも、頑張りますよ~(^_^)/