院長ブログ
インフル流行期に突入
やはり、世間の動向と同様、インフルエンザの感染が、徐々に増えてきているのを肌で感じます。
まだA型の検出が多いですが、B型も確実に増えてきています。
今日も堂々と検出されていました。
インフルエンザに特異的な予防法ではありませんが、流行期に人込みを避けること、
マスクを着用すること、外出後の手洗いを励行すること、咳エチケットの実施などが挙げられます。
また、現在わが国で用いられているインフルエンザワクチンは、感染や発症そのものを完全には
防御できませんが、重症化や合併症の発生を予防する効果が期待されています。
「高齢者福祉施設・病院に入所(院)している65歳以上の健常な高齢者に対してワクチンを接種すると、
発病阻止効果は34~55%、インフルエンザを契機とした死亡阻止効果は82%であり、
インフルエンザワクチンは重症化を含め個人防衛に有効なワクチンと判断された」と
ワクチンの添付文書には記載されています。
ワクチンについては接種してからおよそ2週間以降に効果が現れますので、
流行が拡大し患者数が増加している最中に接種したのでは遅いので、地域の流行状況を確認して
今からでもワクチン接種をしていってほしいと考えます。
今シーズンはこれまでのところA香港型(AH3亜型)の報告が目立っていますが、
このウイルスの場合、小児ではインフルエンザ脳症の発生頻度が他の亜型や型に比べて高いことが報告されています。
また、年末年始に流行が重なると、人の移動が盛んになることに加えて、医療機関は休日体制となり、
平日に比べるとの体制が手薄であることも考えられるので、一層、予防の徹底を図る必要があります。
というわけで、当院のワクチン接種は、しばらく継続しようと考えています。
昨日は、近所の越木岩神社に、ワンコと散歩しました。
その後は、さらに近所の毘沙門公園でまったり~
花の名所ということで、サザンカが咲き誇っておりました。
というわけで、明日からも、インフルとの戦いは続きそうですね~~~