院長ブログ
インフル、、、まだまだ出ています。
毎日の外来の中で、ほとんどが花粉症の治療にシフトしてきているのですが、、、
まだまだインフルエンザも検出されております。
しかも、A型が多い、、、
小生も、てっきりB型がだらだらと続くのかなと思っていたのですが、、、
本日検出されたのは、全てがA型でした。
といっても、A型であろうとB型であろうと治療は変わらないのですが、、、
花粉症にしても、今年初めて発症という方が非常におおいようです。
しかし、おそらくは前兆というか、もっと以前からサインはあったはずなんです。
アレルギーがある、、、という点を認めたくないという心理、、、分からないでもないのですが、
認め、そして治療できるものなら、治療してあげないと、、、身体がそれを求めているのですから、、、
我慢することが、修行であったり、治癒に繋がるのであれば、それもありなのですが、、、
アレルギーは、反応を繰り返すたびに、強化、成長するのです。
今はスギ花粉だけという人も、ヒノキにまでアレルギーを持つようになり、そのうちに秋の花粉、
そしてハウスダスト、ダニなどにアレルギーを持つようになれば、いわゆる通年性のアレルギー、、、
つまりは、継続した治療が必要になってしまうのです。
アレルギー性の鼻炎は、咳喘息、喘息に繋がり、アトピー性皮膚炎にも関連するということに
驚かれる方も居られますが、なにも不思議なことは無いのです。アレルギーは組織の中でも
血管内でも起こっているのですから、つまりは一つの身体の中で起こっているという事なのです。
最近は、One Way Diseaseという表現をします。喘息患者さんのほとんどが
アレルギー性鼻炎を合併するという事実、それは、鼻の粘膜、咽頭(のど)、気管、気管支は
一続きの粘膜であるからです。何の不思議も有りません。 そして、皮膚から口腔、鼻粘膜、
眼瞼結膜、すべて一続きの粘膜なのです。 都合よく、途中で炎症がとどまってくれるはずも
無いのであります。
喘息の治療もアレルギー性鼻炎の治療も、アトピー性皮膚炎の治療も抗アレルギー薬が
欠かせないという事実、、、これを、理解し、納得し、覚悟しなければなりません。
コントロールできるものは、コントロールすべきであるということをご理解いただきたいと
考えます。(^_^)/
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