院長ブログ
風邪の流行
この秋は台風が多く、まさに異常気象の連続でした。
そして、このところの冷え込み、日々の疲労などから、風邪が流行っています。
たかが風邪と思いきや、最近の人はアレルギーの素因を持っている方が多く、風邪が治ったかと思いきや、咳や鼻炎が続く
事例が非常に多いように思います。それでも仕事はなかなか休めないものだから、無理をし、こじらせ、喘息、肺炎に至るケースも、、、
風邪とは、基本的にウイルスが咽頭で増殖し、症状を起こす感染症の総称、そのウイルスの数は数百におよび、
症状も多岐にわたります。ウイルスは低体温の環境で増殖しやすく、乾燥した環境で強く存在します。
まさに急に寒くなり、空気が乾燥した今頃に流行するわけです。
睡眠をおろそかにし、ストレスにさらされながらうまく受け流すことが出来ず、体温調節もうまくいかないなど、まさに
今どきの人の行動パターンが、風邪をもらいやすい状況にあるのです。
免疫力を強くするには、まず睡眠の質を上げ、体温調節を上手にし、栄養を偏りなく摂ることが重要で、風邪ウイルスを
直接治療できる薬がない現状では、免疫を邪魔しない薬の組み立てが最良の方法と考えます。
体温を下げる消炎鎮痛剤(解熱剤)と、ウイルスではなく細菌をやっつけるための抗生剤のみという処方は、最悪のパターンと知らなければなりません。
また、これからインフルエンザの流行も避けられない現実、、、ワクチンも接種することなく、検査をしてインフルエンザの
検出に驚く方に逆に驚いてしまいます。自分はインフルエンザになったことがないから、感染するはずが無いという論理、、、
本当に驚いてしまいます。そんな特別な免疫を持っていると豪語している人が、新型インフルの出現時には驚くほど過敏に反応
される、、、防げるものは防ぐ、予防、それが現代医療の知恵であり成果です。それは、感染症、癌、代謝疾患、など多岐に
渡ります。
いろんな方向からいろんな提案をしていきたいと思います。
先日、実家の柚子を収穫しました。
小さい木なのですが、
結構な量、、、収穫はかなり大変なんです。 トゲが、、、(^_^;)
傷だらけになりながら何とか収穫、
その柚子を、ポン酢にするために、これまた搾る作業が大変、、、
半分に切ったものを、ひとつひとつ手で搾っていくのです。
かなりの量になりました。 これを酒、みりん、しょうゆ、カツオと昆布のだしなどを合わせ、ポン酢にしていくのです。
出来上がりが楽しみです。
今週末は雨とのこと、、、残念ではありますが、みなさま、よい時間を過ごされますようヽ(^。^)ノ
もう、あたりは紅葉がちらほらですね~~~~
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