院長ブログ
診療初めは 1月6日から
いよいよ新年の診療が6日から始まります。
例年のパターンから言いますと、インフルエンザの流行は、正月明けから急増します。
やはり人の動きが激しくなるからであろうかと思います。
空気も乾燥し、気温もぐっと冷えて、インフルエンザウイルスにとっては好都合な環境、、、
昨シーズンは、ワクチン製造の過程で、変質があり、効果が落ちたとの報道が、、、
(毎日新聞より)
昨シーズンのインフルエンザワクチンが、A香港型に対しては効果が低かった可能性があることが国立感染症研究所の調査で分かった。ニワトリの卵を使ったワクチンの製造中に起きるウイルス株の変質が大きかったためと考えられ、専門家は製造方法の見直しを求めている。
季節性インフルエンザにはA香港型、Aソ連型、B型、H1N1型(2009年の新型インフルエンザ)がある。国は、シーズンごとに流行予測などからワクチンを作るウイルスを選定する。メーカーは、そのウイルスをニワトリの有精卵で培養して免疫をつける成分を取り出す「鶏卵培養法」で生産する。
昨シーズンは、ワクチンを接種してもA香港型に感染する患者が多く、医師から効果を疑問視する声が上がっていた。同研究所の小田切孝人・インフルエンザウイルス研究センター室長らが、昨シーズンに流行したA香港型のウイルスと、ワクチン用に培養した後の成分を比べたところ、培養後は遺伝子配列が変わり、性質が大きく異なっていた。
ワクチン生産の際、「卵順化(たまごじゅんか)」と呼ばれるウイルスを培養しやすくする工程で、性質が変わりやすいことが知られるが、昨シーズン選定したA香港型のウイルス株は特に変質が大きく、流行ウイルスへの防御効果が下がってしまったとみられるという。
小田切室長は「鶏卵培養法では、変質は避けられない。動物などの細胞を使ってウイルス株を培養する細胞培養法であれば変質は少ない。生産方法の切り替えを急ぐべきだ」と話す。
実際に、ワクチンの効果が悪かったという印象は、あまり無かったのですが、、、
そういう理屈もあるということでしょう。
当院では、今季インフルエンザワクチン接種を、まだストックしております。
2回目接種を考えている方、まだ1回目も未接種である方、なかなかワクチン接種する暇も無かった方など、さまざまでは
あろうかと思いますが、流行を阻止するべく、なるべく1回でも接種していただきたいと思います。
小生は、正月はほとんど、大きな移動はしません。
特にワンコが来てからは、普段出来ないわんことの関わりを大事にしてきましたから、今回の正月も、同様です。
というわけで、本年も宜しくお願いします~ヽ(^。^)ノ
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