院長ブログ
インフルエンザワクチン接種
今季26年度のインフルエンザワクチン接種を、10月1日から開始します。
ワクチン確保は間に合いましたので、予約をしなければ接種出来ないという事態にはなりませんが、混雑を考えますと、
予約と、できれば問診票の先行記入をしてきていただけますと、待ち時間の短縮になるかと思います。
もうすでにインフルエンザが検出されている地域があるようですが、当院ではまだ今期は出ておりません。
インフルエンザワクチンは不活化ワクチンであり、強力さはありませんから、小児だけでなく、成人、老人の方も2回接種をお勧めしております。
せっかく接種したのにかかってしまったという方がよくおられます。1回接種でしっかりと免疫が獲得されていると思い、無防備な生活をされては、やはりそういうこともあると思います。
ワクチンの特性を知ったうえで、予防にのっとった行動が必要です。
集団免疫効果という言葉がございます。 何らかの理由でワクチンを接種出来ない方、免疫そのものが弱い方などを守るため、集団で免疫を獲得すれば、免疫の弱い方を守ることになるのです。
ワクチン接種していない集団の中に放り込まれるのとでは雲泥の違いがあることは想像に難くありません。
今は抗ウイルス薬もよく効くからいいやと思う方もおられるでしょうが、その副作用も懸念されるわけですから、まずは予防という考えでお願いしたいと思います。
日本のインフルエンザのワクチンの添付文書には「妊娠中の接種に関する安全性は確立していないので、妊婦または妊娠している可能性のある婦人には予防接種上の有益性が危険性を上回ると判断される場合に
のみ接種すること」と記載されていますが、CDCなど海外では、妊婦への積極的なインフルエンザワクチン接種を推奨しています。 当院も後者の考えです。
まあ、とはいえ一般的には普通に免疫力のある方が、10月1日に慌てて接種する必要はありませんから、ゆっくりと接種のタイミングを検討してください。
小生も、毎年2~3回は接種しています。免疫力には自信があっても、過信は出来ませんからね~(^_^;)
最近は本当に涼しくなって、夜などは本当に過ごしやすくなりました。
当家のワンコも屋内よりも外の方が居心地がよくなってきているようです。
先日4歳になったばかりの縄文柴犬 龍は、比較的暑さには強いのですが、
やはり、今くらいの気温が好みのようです。
1歳と3か月になるペルサ・カナリオの オルガは、もうすでに50㎏の体重ですが、意外にデリケート。
暑さ・寒さにはあまり強くありませんので、今が一番いいはず。
4歳後半のオオカミ犬 ガルムは、暑さにはめちゃくちゃ弱いですから、やっと生きた心地がしてきたかも。
これから、紅葉、食べ物もおいしい季節、いろいろと楽しみですね~(^○^)