院長ブログ
メタボリックシンドローム
厚生労働省健康局によると、来年4月から、40歳以上の全国民を対象に生活習慣病予防のためのメタボ健診がスタートするという。何が今までと違うのかというと、対象者が自分で生活習慣の問題点を把握し、自ら悪習慣を変えるように支援する仕組みになっているらしい。
具体的には健診結果によって、電話、FAX、e-mail、手紙などを駆使して保健指導を積極的にやっていくのだと。
メタボリックシンドロームとは、内臓脂肪の溜まりすぎが発端で、糖尿病、高脂血症、高血圧などを併発した状態をいい、放ったらかしにすると動脈硬化が進行し、心疾患や脳血管疾患といった死に至る病を招く。
日本ではへその高さで測る腹囲が男性85㎝、女性90㎝以上の診断基準だが、この基準には疑問視される専門家も多く、国際糖尿病連盟では、日本人は南アジア人の基準を代用することを薦めており、男性90㎝、女性80㎝となっている。
しかし、基準を1センチクリアしていたら健康というわけでもなく、数字に踊らされない健康管理が必要です。 ビリーズブートキャンプではないですが、日々、適度な運動を習慣とすれば、運動しない10年後の自分自身とは見た目もかけ離れてるでしょう。脂肪の代わりに筋肉を少し付けた、ちょい太めを目指しましょう。
そして、1日350gの野菜を摂取するよう心がけましょう。抗酸化作用、疲労回復、免疫力アップ、便秘解消に良い習慣です。
見逃してはならないのが、ストレス。ストレスは視床下部を刺激して副腎からカテコラミンが分泌、交感神経が興奮し、血管収縮して、高血圧を引き起こすとともに、肝臓から糖分を放出し、インスリンの働きを低下させ、糖尿病へと引きずり込みます。満員電車、職場の人間関係、金銭トラブル、家庭内問題など、ストレスのない生活など有り得ないといってもいいでしょう。
よしおか内科クリニックではこれらをトータルサポートしていきたいと考えています。そんな、対メタボ、アンチエイジングとして、プラセンタ療法、ニンニク注射なども行っておりますので、どうぞご利用ください。