院長ブログ
喘息治療配合剤「アドエア」の長期投与が可能に
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(Care Net.comより)
30日分をおさめた60ブリスター製剤を新発売 グラクソ・スミスクライン株式会社は、喘息治療配合剤「アドエア」(サルメテロールキシナホ酸塩・フルチカゾンプロピオン酸エステル ドライパウダーインヘラー)の発売から1年が経過し、7月1日から長期投与が可能になるのに伴い、2週間分の薬剤(28ブリスター)をひとつの吸入器具におさめた従来の製剤に加え、30日分の薬剤をおさめた60ブリスター製剤を7月4日に発売すると発表した。
「アドエア」は、気管支拡張作用を持つ長時間作用性吸入β2刺激薬(サルメテロールキシナホ酸塩)と抗炎症作用を持つ吸入ステロイド薬(フルチカゾンプロピオン酸エステル)の配合剤。
喘息治療もアドエアのおかげで随分シンプルになったもので、声のかすれといった副作用がたまにあるくらいで、ほとんどの喘息の方に効いてしまいます。 抗アレルギー剤の組み合わせも行ないながら、昔のように喘息発作で毎日のように点滴と吸入に通うといった患者様は全くといっていいほど居なくなりました。今回、60回連続使用が可能となったことで、喘息患者さまに更にコントロールが容易になると予想されます。