院長ブログ
新型インフルワクチン、国が職種の優先順位原案
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(読売新聞より)
新型インフルエンザの大流行に備え、国は18日、備蓄している大流行前ワクチンと流行後に作製するワクチンを接種する職種の優先順位原案を発表した。
対象職種は患者に接する可能性がある医師や救急隊員から、公共サービスにかかわる廃棄物処理業者まで97職種で、対象者は1000万~1500万人に達する見込みだ。
今週中にも内閣府や厚生労働省のホームページで職種の詳細を公開し、業界団体などからも意見を募ったうえで、今年度中に正式決定する。
原案では、接種の優先度が高い順に1~3の三つのカテゴリーに分けた。最優先の「カテゴリー1」は、被害拡大防止の最前線にたつ感染リスクの高い職種。感染症指定病院の職員や救急隊員、自衛隊員のほか、感染の可能性がある帰国者を一時的に泊める宿泊施設職員などを指定した。
まだこれは原案であって、正式なものではありません。
いきなり、感染症指定病院を受診するわけもないですから、その前に診療所など一般医家が最初の砦でしょうし、家庭では、糖尿病などの免疫力が低下する疾患、老人など感染の可能性が高く、介護者、家族への伝播を考えれば、そういう方の接取についての記載が全くないのですから。まだまだ煮詰めないといけないでしょうが、さすがに優先順位を決めておかないと、国民全員に無償提供できる予算もないでしょうからこの時点でパニックになるやもしれません。