胃腸科について
胃十二指腸潰瘍、逆流性食道炎、慢性胃炎などの疾患に対応します。
経鼻胃カメラ
当院では、鼻から入れる胃カメラを導入しています。
従来の経口内視鏡に比べ格段に細く、患者様の負担が軽減されます。
胃十二指腸潰瘍
胃酸が粘膜を食物と同じように消化され傷ついてしまった状態です。
空腹時や夜間にみぞおちのあたりがずきずきと痛んだり、焼けるような痛みを感じたりします。
その他、食欲不振や吐き気などの症状も見られます。
原因にはピロリ菌やストレス、薬剤、コーヒーやタバコ、アルコールなどがあげられます。
治療にはピロリ菌の除去、胃の防御機能を高める薬、胃酸を中和する薬、食事療法などがあります。
■食事は規則正しく、適量
■コーヒー、アルコール、香辛料の多い物など胃酸の分泌を高める食べ物を控える
■ゆっくりよくかんで食べる
■脂肪の多いものは避けましょう
逆流性食道炎
逆流性食道炎は胃液などが食道に逆流し、食道などが炎症をおこし様々な症状を起こします。
主な症状には、胸焼け、酸っぱいまたは苦い物が喉に上がってくる、ゲップ、のどがいがいがする、咳が続くなどがあります。
治療では、生活習慣の改善が大切です。
脂肪やタンパク質の多い食べ物を取りすぎないようにし、アルコール、コーヒーなどカフェインを含む飲み物の摂取を減らすようにします。
生活習慣の改善とあわせて薬で治療を行います。
それでも効果のなかった場合は手術が必要になることがあります。
慢性胃炎
慢性胃炎は胃の粘膜が炎症を起こしている状態が持続的に繰り返され、吐き気、胃のもたれや痛みなどの症状をおこします。
食べ過ぎや飲み過ぎ、脂肪の多い食事、ストレス、ピロリ菌などが原因となります。
治療には、胃の防御機能を高める薬、胃酸を中和する薬などを使います。
症状が改善してもすぐ薬をやめると再発してしまうことがあります。
規則正しい生活と胃に負担をかけない食事を心がけ医師の指示に従って薬の服用をすることが大切です。